野球選手のカラダつくり

野球選手の体には、やはり筋肉が求められます。

というのも、筋肉とスピードは関係があるからです。

投球に対して力負けすることなく、遠くに飛ばしたり、速い打球を繰り出すためには、
筋肉があると良いでしょう。

もちろん、身長も武器になります。
投球動作などでは、アームが長い方が遠心力がつきますから、長い手足は有利なのです。
しかし、努力で身長を伸ばすことは難しいもの。だからこそ、筋肉をつけて、身体を大きくすることが大切です。

野球は、他の競技に比べてプレー時間が短く、比較的脂肪が多い体型になりやすい競技といえるでしょう。
そのため、以前はプロ野球選手でも、オフはあまり身体を動かさず、お腹に脂肪が乗った体型が多く見られました。
しかし、最近は若手を中心に、オフでも身体を動かし、積極的に筋力トレーニングに励む選手が増えており、シャープな体型の選手が増えています。その流れは、高校や大学でも取り入れられ、筋力トレーニングを積極的に行うチームが増えています。実際にウエイトトレーニングを取り入れた学校では、次のシーズンに、打球スピードが上がる選手が多いのです。

とういのも、野球はパワーのスポーツなので、そのためには力とスピードが必要です。力とスピードを支えるのは筋力ですから、そのための筋力トレーニングが効果的なのです。トレーニング初心者は、重いウェイトを持ち上げることに意識が向きがちですが、最初の数ヶ月は筋肥大を目指し、次の数ヶ月で野球の動作に近いトレーニングを行うなど、期分けを行うといいでしょう。また、まずはお尻、太腿、胸、背中、肩といった、身体の幹といえる部分の筋肉を大きくし、そこから枝葉のような細かい筋肉を鍛えるようにします。

とはいえ、高校生の身体は、なかなか筋肥大しにくいもの。1年生では基礎をつくるようにすると、2年生くらいから徐々に筋肥大し、大学生になったくらいで筋肉量が充実してきます。焦らずに、着実にトレーニングを重ねて身体をつくっていきましょう。トレーニング器具があれば、Big3といわれるベンチプレス・スクワット・デッドリフトを行うのが理想ですが、器具がなくてもトレーニングはできます。これから紹介する方法で、鍛えてみてください。



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