筋力とパワーの違い
◆一般的には、「筋力」と「パワー」を混同して使用しておりますが、運動生理学上の正しい定義
づけを説明致します。
◆ 筋力 → 速度は関係なく、単純に発揮される力
◆ パワー → 力 × 速度
◆例として、100㎏のバーベルを「2秒で拳上する」場合と「4秒かけて拳上する」場合を考えてみ
ます。
筋力は同じ100㎏ですが、パワーでは大きな差があります。
パワーは「 力 × 速度 」のため、2秒で速く拳上する方が、4秒で拳上するより、倍のパワ
ーを発揮しているのです。
◆競技においては、非常に短時間での瞬発的な力が必要なため、筋力よりも、パワーが重要になり
ます。
重いものを押したり持ち上げたりする場面よりも、自分の身体を急加速、急減速、方向転換、
ジャンプさせたり、バットやラケット、ボールなどを爆発的に加速させる能力が必要とされるの
です。
但し、上の三角形図の通り、基礎体力として、大きな筋力がないとパワーも大きくなりません。
◆筋力とパワーは全く異なりますので、それぞれのトレーニングも異なります。
代表的なパワー向上トレーニングとして、クリーン、スナッチ、プライオメトリクスが挙げられ
ます。
ウエイトトレーニングも、漫然とバーベルを持ち上げるのではなく、正しいテクニックを用いた
うえで拳上スピードを意識することが大切になります。
◆余談ですが、
パワーリフティング(スクワット、デッドリフト、ベンチプレス)は、パワーではなく
筋力を競う種目であり、パワーを競っているのはウエイトリフティング(クリーン、ジャーク、
スナッチ)なのです。
http://fit-tec.com/sports
づけを説明致します。
◆ 筋力 → 速度は関係なく、単純に発揮される力
◆ パワー → 力 × 速度
◆例として、100㎏のバーベルを「2秒で拳上する」場合と「4秒かけて拳上する」場合を考えてみ
ます。
筋力は同じ100㎏ですが、パワーでは大きな差があります。
パワーは「 力 × 速度 」のため、2秒で速く拳上する方が、4秒で拳上するより、倍のパワ
ーを発揮しているのです。
◆競技においては、非常に短時間での瞬発的な力が必要なため、筋力よりも、パワーが重要になり
ます。
重いものを押したり持ち上げたりする場面よりも、自分の身体を急加速、急減速、方向転換、
ジャンプさせたり、バットやラケット、ボールなどを爆発的に加速させる能力が必要とされるの
です。
但し、上の三角形図の通り、基礎体力として、大きな筋力がないとパワーも大きくなりません。
◆筋力とパワーは全く異なりますので、それぞれのトレーニングも異なります。
代表的なパワー向上トレーニングとして、クリーン、スナッチ、プライオメトリクスが挙げられ
ます。
ウエイトトレーニングも、漫然とバーベルを持ち上げるのではなく、正しいテクニックを用いた
うえで拳上スピードを意識することが大切になります。
◆余談ですが、
パワーリフティング(スクワット、デッドリフト、ベンチプレス)は、パワーではなく
筋力を競う種目であり、パワーを競っているのはウエイトリフティング(クリーン、ジャーク、
スナッチ)なのです。
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Posted by 上原悟 at
◆2013年03月11日07:07
│出張パーソナルトレーナーって?