スピード維持

より速いスピードを、より長く維持する能力が「スピード持久力」です。

 このスピード持久力を高めるために、ロング走やミドル走といった、適切な
スピードで適切に走る練習が必要です。

 このスピード持久力は「心肺」の部分、一定の酸素の摂取によって、特定の強度の運動を継続するということに関するものです。

 これに対し、「脚」の部分があるわけです。これはざっくりでいうと「筋持久力」の部分になります。スピード同様、筋力にもグラデーション部分というのはあるわけで、瞬時に大きなパワーを発揮できるような筋力があれば、少しそのパワーを落としたレベルでの運動を長続きさせることも出来る…というわけではありません。

一般的に…、スピード持久力の向上を目指すトレーニングと筋持久力の向上を目指すトレーニングとは、けっこうかぶります。まあ、裏腹な機能でもあるわけなので、当然といえば当然ですね。

上手いことその効果を得ることが出来れば、あまりあれこれ考えなくても、そのロング走なりミドル走なりの適切な負荷での反復で両方とも向上させていくことが可能です。

しかし現実は厳しく…。
両方バランス良く向上しないことも少なくないのです。同じ負荷を心肺と脚、両方に同じようにかけても反応(効果)は異
なる…。
違うものなので仕方ありません。

 一般的な傾向では、同じ負荷をかけ続けても、心肺の方が脚よりも効率良く
向上します。もちろん誰も彼もではないのですが、けっこう多くの人に当ては
まるパターンであり、結果的に、脚がウィークポイントになってくるものです。

トレーニング効果の獲得速度も理解することが必要です。





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澁谷和久

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Posted by 上原悟 at ◆2020年02月29日20:58

寝る

睡眠
おそらく誰でも1日に1回は寝ていると思われます。

短時間睡眠で済む人もいれば、たっぷり寝ないと元気が出ない人もいます、ぐっすり眠る人から、眠りが浅くてちょっとしたことで起きてしまう人まで、誰もが当たり前に行う「睡眠」は、結構個人差のあるものです。

 睡眠は何時間が理想とか、量ではなく質が問題とか、それらは個人差もあるところです。

 ポイント練習やレースでガッツリ走ったら、なるべく早く体を回復させるこ
とが大事です。回復に良さそうなこと、ケアの方法や食べ物の選択やタイミングなど、いろいろ気を使っていると思いますが、睡眠もとても重要な手段の一つです。また、誰もが、体調不良の時にしっかり睡眠をとることで元気になったという経験はしていると思います。

人にとって「睡眠」はどのような役割を担っているのか〜というところを見ていきたいと思います。

 ちなみに、レース後のようにしっかり体を動かした後の回復としても大事で
すが、普段はついつい「もっと早く寝たいけれどもなかなか…」という方にと
ってはレース前のコンディションを整えるためにも、睡眠は結構大事だと思っ
ています。




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Posted by 上原悟 at ◆2020年02月27日15:19