甘いものは疲労を取る?

甘いものは疲労を取る?



 例えば、仕事などで頭をよく使った場合、体内のグリコーゲン(糖質)が使
われているため、空腹感が起きて、甘いものが欲しくなったりします。

 甘いものは疲労をとるから〜なんて言って、チョコレートをパクパク。また
は、ランニングして、多量の汗をかき、ついつい甘いジュースなどをたくさん
飲んでしまったり…。

 少量で済めば良いのですが、つい飲みすぎ、食べすぎは起こりやすいもの。
甘いもの(砂糖が多いもの)を摂りすぎると、逆に疲労感が出やすくなります。

 まず、一気に血糖値が上がるので、血糖値を下げるホルモンが多量に出て身
体がだるくなりやすいこと。そして、体内に入った糖質はエネルギーに変換し
ようとするため、糖質をエネルギーに変換するビタミンB1を多量に使用してし
まいます。これは、ビタミンの無駄遣いになりますね。

 疲れた時に、砂糖が多い食べ物を摂ることは、逆効果になると覚えておいて
ください。同じ糖質でも、おにぎりや(甘くない)パンの方が元気になるとい
うことです。

 それでは、人工甘味料を使用したローカロリードリンクはどうでしょう?今
年の7月上旬にニュースになったことですが、アメリカの研究チームによる調
査において、ローカロリーのドリンク等にに使われている人工甘味料には、体
内や脳内の仕組みを混乱させるということがわかりました。

 カロリー低いからと、人工甘味料が多い飲料をたくさん飲むと、血糖値や血
圧を調整するホルモンが分泌されなくなるという…

 更に、人工甘味料は空腹感を感じさせ、甘いものが食べたくなる衝動も起こ
させ、通常の砂糖を使用した飲料より、ダイエット飲料を飲む方が太りやすい
とも。。。

 私が思うに、人工甘味料はかなり甘く感じます。それに慣れてしまうことは
やはり、甘いものばかり欲しくなる味覚を作ってしまう原因にもなりますね。

 




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