競走に勝ちたい!

で出す(出る)ということは、ほとんどありません。
驚くようなタイムが出ることがあっても、認識をしていなかっただけで、それだけの実力が
あったのです。
諸々の条件が偶然にも理想的に揃った…ということはあ
るかも知れません。
また、悪い意味で驚くようなタイムが出ることもあります。それも実力なの
かというと、そういうこともあれば、そうでない場合もあります。偶然にも最
低最悪の条件の中で、もっともやってはいけないことをしてしまうこと
もありますね。
試合で実力を発揮するためには、条件とコンディショニングとが必要なので
す。最初のうちは、ざっくりのトレーニングでも大幅な走力の向上がありま
すので、適度なコンディションでも普通に自己ベストを更
新できることもあります。
ただ、そんなもんだと高を括っていると、そのうち、
伸び悩みや頭打ちが出てきます。「なんで、練習しているのに…」みたいに。
力を発揮する、目標を達成するというのは、間違いなく成功させよ
うとすると、けっこう難しいことでもあります。この点では〜
1)実力の読み違い
2)目標タイムに固執し過ぎ
3)競走相手を気にしすぎ
4)当日のコンディションを無視
5)エネルギー切れや故障、その他のアクシデント
こういうことがあるわけですね。特に1)と2)は、かなり大きいですし、
それが3)につながります。そして、更に厄介なことに、失敗した理由がこう
いうことだということに気付いていない場合も少なくありません。
気持ちが弱かったから失速した。踏ん張り切れなかった…みたいなことが最
大の反省点だとか思っているうちはまだまだです。
あなたはもっと速く走れます。
~健康とスポーツを科学する~http://fit-tec.com/
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Posted by 上原悟 at
◆2017年05月03日00:41